ワールドユース レビュー

日本U-20 0 - 1 モロッコU-20


第二黄金世代、ベスト16で終了。


このチーム、GL3試合共に前半ボロボロだったんですが、今日は今までで一番良い立ち上がりだっただけに、カレンの2本のシュートのどちらかが決まっていれば…という試合ではありました。


この試合の最大のポイントは


72分 水野out兵藤in


この交代のボード見たときは目を疑ったんですが、
解説の清水秀彦も一瞬言葉に詰まらせた後、「平山とのコンビネーション云々…」と言ってたのが全てを物語っているのでは無いかと思います。
2年前から随分輝きを失った平山といい、それに合わせるためにGLで散々不調だった兵藤を好調の水野と交代させる所といい、いつもなら後半に帳尻合わせる大熊采配が今日はなんだかなーな感じでした。
このチームは平山という突出した才能がいることは確かだと思うのですが、そのために中盤に良い選手がいるにも関わらずポッカリサッカーに終始してしまった点は協会やスタッフは反省すべきだと思います。個人的には日本のサッカーは特定の才能にたよるサッカーを選ぶべきではない、と感じた次第です。
結果的に采配で負けてしまうような形になってしまっただけに、残念といえば残念です。あと1試合、イタリアとやって欲しかった…。
ただ、家長、水野、西川あたりの将来が期待できそうな選手も見つかっただけに、北京五輪では頑張っていただきたいものです。監督は出来ればフル代表の監督が兼任する形で。


…で、メンバー表見て初めて気付いたんですが、
名古屋の本田を最後まで使わなかったんですね…。
Jで普通にレギュラー張ってる人間を使わず大学生達と心中するというのは一体いかがなものでしょうか。
最後の最後で怒りが込み上げてきたわ。