06W杯アジア最終予戦 第4節 バーレーン代表 - 日本代表

バーレーン 0 - 1 日本


9号目を超える。


このチームの数少ない長所に、どんな状況でも焦る事無く、落ち着いた試合運びが出来るというのがあると思うのだけど、
去年のオマーン相手の試合やアジアカップの時のように、そういった「大人のサッカー」がこの試合もしっかり出来た所が勝因かと思う。
不満が無いわけではないけども、勝ち点3を取るための試合としては「よくやった」と言っておきたい。


ただ、バーレーン側の無策っぷりに助けられたという所もあったわけで。
去年のマスカットでのオマーンのようにとにかく前がかりになってスペースを潰すわけでも、キリンカップの時のUAEのようにとにかくペナルティーエリアにほぼ全員ひきこもるわけでもなく、中途半端な位置に最終ラインを人数かけて置いてくれたおかげで簡単に裏に飛び出せて
暑いのが分かってるのにもかかわらず、後半から選手バテバテになってる所とか、
そういった稚拙な所を見る限り、こんなんで本気で勝てると思っていたのかなと。


これで日本2連敗かつバーレーン2連勝という、限りなく小さい可能性以外に2位以内じゃなくなるのは限定されたわけで、次の北朝鮮戦でおそらく予選突破は決まると思うのだけど、
最後の心配は、今まで勝ちに行くことを一度も予選中明言してなかったジーコの、インタビューの中での「勝ちますよ!!」のひとこと…。
焦らず落ち着いた試合運びが最後までできるかな?