近況(およびオレと鉄拳シリーズ)

先週末から自室にいる時はずーーーーっと鉄拳5しかやってない日々が続いている。

ここで正直に告白すると、鉄拳シリーズはオレが今までに真剣にやり込んだ唯一の格ゲーだったりする。
バーチャはストイック過ぎるし、KOFはシステムが好みじゃないし、ストIIはいつも昇龍拳波動拳のどちらかしか出せないし、DOAはハァハァ専門だしランブルローズは買ってないし(買うけど)で、どれもイマイチしっくり来ない。


そこで鉄拳シリーズなんだが、出会いの始まりはPS版で鉄拳2が出た(確か高坊の頃)までさかのぼることになる。
どこかで観たようなものから、果てはクマや恐竜といった半ば荒唐無稽とも言える強烈で豊富なキャラクター達、無駄とも思える程画面の中で咲き乱れるHit時のエフェクト、10連コンボに代表される、完全に決まると達成感のあるコンボ中心の攻撃システム。そして何より、これほど表現力のあるゲームが家庭用ゲームハードで楽しめるようになった事に非常に大きな感銘を受け、当時高坊だったオレはそれこそ猿のようにプレイし続けた。学校から帰ってから直に始め、気付いたら日付が変わっていた事などザラだった。


その後、大学に入った後に出た鉄拳3は木人をマイキャラにしようとして少しかじったが挫折、シリアス路線や新システムを次々追加した鉄拳4に至っては「なんだよ、エンディングみんな真面目なのばっかかよ、ツマンネ」とかいう理由で全然手を付けずという次第で、暫らく鉄拳シリーズからも遠ざかっていた。


そんな永い沈黙が続いたある日、近所のナムコ直営ゲーセンで、シリーズの集大成と銘うった鉄拳5ロケテストが始まった事を知り、少し気にはなっていたのだが、PS2版の発売と共にどっぷりハマる生活に浸っている次第である。
4であった段差等のワケの分からんシステムは消されてシステムはかつてのようにシンプルになり、アーケードモードでは実際全国のゲームセンターでプレイする猛者たちのプレイを元にした様々なゴーストと対戦できるという魅力的なモードとなっており、各キャラのエンディングも多数が良い意味でのB級ネタ(クマ& パンダエンディングには本気で爆笑)で溢れており、古き良き鉄拳の雰囲気を残しつつも、PS2のハード制限の中グラフィックもシリーズ最高峰の出来になっている。ゲーム本編は集大成の名に恥じない出来となっているとオレ自信は感じる次第だ。ナムコよくやった、感動した。おまけゲーはツマランかったけど。


しっかし、ブランクのせいか2の頃には平気で入れてた10連コンボがさっぱり繋がらんね。どうしたもんか。