J1 第3節

ずっと鉄拳5ばっかやってたんで感想書くの忘れてたわ。これ書いたらまたやるけど。
そこそこ面白い試合が続いたんで書いとこう。

磐田 1 - 1 清水

誰だよ、長谷川健太が無能とか言ってた奴は。
確かに、「ひきこもりサッカー」と謗りを言う奴は結構いると思うんだが、自分の身の丈に合ったサッカーをするこういうチームは個人的には好きだ。
しっかりと後ろの人間で守る、そしてボールを奪ったらすぐにFWをサイドに走らせてロングボールを放り、2列目が押し上げる。典型的な堅守速攻型のチームだけどもそれをチーム全体で徹底して行う。これだけの事だけども、それを実際に行なえるようになりつつある所に注目したい。後はこれを90分間続けられればそこそこのチームになると思うのだが、この試合は後半グダグダだったね。最後まであの調子でいけるようになるかが課題。
一方の人間力さんチームは相変わらず何がしたいのか分からんママでしたなー。この試合も守備と攻撃の連動性が希薄。手短かに言うと遅い。チーム全体として何をすべきなのかが分かっていないように見える。一体中断期間に何やっとったんだろうか。交代で入ったカレン・ロバートが、「動きまわってスペースを作って、最後は点を決める」という明確な目的意識をいやがおうでも持たされる状況に投入されたお陰で、独り気を吐いてたというのが印象的ではある。
開幕前は2チーム作れるなどと選手層の厚さを言われてたジュビロだけども、今の所は残念ながらその厚さをチームとしてどう生かしていくのかのビジョンがまだまだ見えてこない。怪我人続出の岡ちゃんズや主力を強奪されたオシムジェフ千葉とかが手持ちの駒でなんとかしようとしている状況とは非常に対照的だ。もう人間力は無理矢理2チーム作ってターンオーバーして自分で枷作って工夫しようとした方がいいんじゃないか？勝てるかどうかは別にして。

大分 1 - 0 浦和

2人退場の試合を見た事は3、4回あるけど、前半でDF2人退場っつーのは始めて見たわ。あはは。
BSのフォーメーション紹介で4-3-1になってたのもポイント高し。
まぁあの判定はどちらも「赤紙取る人は取る」というレベルなんで、ミスジャッジでは無いと思います、個人的には。つーかアルパイ（笑）。
ただその9人の浦和相手に最後の最後での1点しか取れなかった大分はもっとどうかと。エメルソンひとりにDF3人付けて自分で前線での数的有利を利用できなくしてどうするよ、ファンボ・カン。
大分前途多難。

G大阪 3 - 2 川崎

いやー、ダイジェストしか観てなかったらこの興奮は味わえないですなぁ、なロスタイムの攻防。
思えば、ロスタイム前にシジクレイが決定的な3点目のシーンを外して、「いやーこれで追い付かれたら泣くに泣けんぞオイ」と冗談交じりに言ってたら、本当ロスタイム追い付かれてやんの。
あー西野また勝ち試合落としたなー(プゲラ、早く笛吹けよレフリー、とか思ってたらその後残ってた最後のワンプレーFKで決勝ゴール。
いやーダイジェストしか観てなかったらこの興奮は味わえないですなぁ。

試合自体は前半ガンバの一方的な試合で、一体川崎は何点取られるんだろうと心配してたんだが、孤軍奮闘してたGK下川のファインセーブで結局1失点止まり。後半川崎が攻勢に出て、カウンターのチャンスが結構あったのに実を結ぶことは大黒の追加点の時のみ。
本当はもっと楽に勝てた試合だと思ったんだけど、何故か最後の劇的ゴール。
これが、西野クオリティ。

最後に、なんであんなに切れ切れで2点も取った大黒様をジーコは使わなかったのかな？そこが疑問ですわ。