サッカー 東アジア選手権 第3戦 日本代表 - 韓国代表

日本 0 - 0 韓国
というワケでホームの大会(しかも東アジアの)で優勝を逃しましたよ。やれやれ。


試合自体は頑張ってたと思いますよ。前半早々とDQNが退場して10人になってから、10人の時にすべきサッカーがやれていたと思います。
途中交代も行っていたし(交代内容は疑問が残るが)、3バックと4バックを臨機応変に使い訳できた点など、ジーコが監督として進歩している点が感じられないこともないです。
しかし公言していた「優勝」を逃した点、これは追及すべき点だと考えます。


思えばこの大会の最大のポイントは第2戦の香港戦でした。
格下の香港相手に、本来は温存すべきベストメンバーをそのまま出し、しかもそれで1点しか取れず、結局韓国戦に勝たねばならなくなった点が最大の失策でしょう。
しかもケガ人や、コンディション不良の選手を出してしまうオマケ付きで。


サッカーは確かに「11人」でやるゲームであり、それゆえ先発メンバーが重要なのは事実です。
しかし、このようなタイトルがかかった大会というのは、「登録された23人をフルに利用して戦う」ことを忘れてはなりません。
特に今回のような短期決戦では、とりわけメンバーのやりくりが必要となり、監督の手腕が問われる訳ですが、残念ながらジーコにはそのような大会に対する戦略眼を持ってなかったことが、今回改めて浮き彫りになりました。


コンフェデレーションズカップのグループリーグ敗退
今回の東アジア選手権第2位
これが今の代表監督の力量です。
このままでは、恐らく、来年のアジアカップでも同様の誤ちを犯し、アジア王者のタイトルすらも死守できないことでしょう。


今回の大会で、正直、今までの1年半はなんだったのかという気がしました。
もうすぐワールドカップ予戦が始まりますが、手遅れになる前に処置をしないと取り返しのつかない事になるかもしれません。
このままでは、私達の夢を託す気にはなれません。