コンフェデレーションズカップ 第3戦

コロンビア 1 - 0 日本
な、言った通りだったろ(苦笑)


前回にも書いたが、戦略の無いジーコの選手起用のお陰で、みすみす貴重なAマッチ2回分をやれずに帰っちまうことになっちまったよ。やれやれ。


今回のコンフェデの最大の成果は、ジーコの監督としての戦略性の欠如と能力の限界がハッキリしたことだと個人的には思う。
前回指摘したけども、本来の大一番になるはずのコロンビア戦に照準を合わせることなく、フランス戦でベストメンバー無理に組んで撃沈した時点でこうなることは予想できたんだけどな。
本来は負け濃厚のフランス戦は捨てて、メンバーを落とした後、コンディションを整えたベストメンバーでコロンビア戦に望む、みたいな戦略が一切垣間見られなかった。
(どんな選手でも中1日で3試合やれば失点につながるようなミスはするだろう。選手はこんな強行日程でよく頑張ったよ。)
こういった過密日程の大会こそ、選手専攻や選手起用などの点で監督の手腕が試されるハズなんだけども、その点では落第点しか与えられんかったね。


失点のシーンは疲れからくるミスは仕方ないとして、そのミスをカバーするための戦術の欠如が原因だろうな。
相変わらず攻め方にはチームとして何やりたいんか分からんかったし。
金田喜稔が実況で指摘していた様に、点の取り方が決められていないチームってのはハッキリ言って致命的。
色々書きたいけど、今回の敗退は決して特定の選手個人のせいではなく、それをカバーするための戦略、戦術共に持ち合わせている人間が監督じゃなかった、ってことだけ協調しておきたい。
(それにしてもコロンビアの戦い方はトルシエ時代の日本代表を思い出させた。本来日本がやるべき方向性のサッカーを相手にやられて見事完敗した…ってカンジ)


正直、ジーコ体制では来年アジアカップはせいぜいベスト8止まりだろう。
本来黄金期を迎えるハズだった2006年のドイツW杯も出られないことになりそうだ。

こんな状況でも川渕は選手の批判だけやって、「ジーコのせいじゃない」(http://www.jskysports.com/column/cN20030623110714.html)なんて言ってんだなぁ。おめでてぇなぁ。


まぁ、選手個人の力だのみで、本来のポテンシャルの40%位しか出せないような「楽しいサッカー」でもずっとやって負けてろ、なんて思ってしまいました。


つまんねぇけどな。