ニッポン放送株、順調に下落中

アフォな一般投資家共が乗った後に起きた昨日の急落を「血のバレンタイン」と称した方がおられましたが、上手いことをいうなぁと思いました。この種オタが。


今さら、自らは何も持ってない株ゴロのほりえもんがどうこうとか、フジサンケイグループがどうこうとか、少し旬を過ぎた感がありますんで詳しいコメントは控えます。でもほりえもんニッポン放送株取って何やりたいんかさっぱり分かんないよ。


年末年始に、今は亡き青木雄二のあの不朽の名作「ナニワ金融道」を全巻読み直して、改めて独特の絵柄と平易なセリフで綴られる難解な内容に舌を巻いたわけですが、その中でかつてバブル期に土地転がしで栄華を極めるもカタをハメられて夜逃げをするハメになる青年実業家の話が出てまいります。後に彼は新しい土地で新たなビジネスを掘り起こし、かつての自分が青年「虚業」家であったと気付くことになります。
青木氏自身は現実を直視した結果、理想を追い求める共産主義者になりましたので、その言動をまるのまま受け入れるのも個人的にはどうかと思いますが、彼がもし存命であれば、今回の一連の騒動に対してどのようなコメントが聞けるのかなぁとだけ少し思いました。