W杯アジア最終予戦まであと1日


北朝鮮と言えば、12年前のいわゆる「ドーハの悲劇」ん時に、日本がイラクにロスタイム同点弾食った裏で韓国にボロ負けして、得失点差による韓国のW杯行きにおもいっきりアシストした陰の立役者だったわけだが。あんま知られてねえけど。


この今回の2強2弱(日本 イラン > バーレーン 北朝鮮)の組み合わせが決まった時に、最大のポイントは2戦目のアウェイのイラン戦で、イランが「まぁオレらは2分けでいって、下の2つ叩こうや」という気分になって引き分けで手打ちしてくれるかどうかがカギだよなーと思ってたわけですが。
「下2つに全勝して、イランに分ければ5試合目にして勝点13で文句無し突破だよなー。」こういう星勘定で。


しかし組み合わせの決まった後でのマスコミの北朝鮮代表に対する報道の加熱振りはどうだ。
諸戦は確かに重要だけども、あくまで6試合の長い山のような道のりが待っているわけで、まだ山のふもとの時点でこんなに熱くなってええんかいなと。
まぁあれだろ、一連の報道って結局、北朝鮮ボコれるんだったらサッカーじゃなくても野球でもマラソンでも柔道でも戦争でもなんでもよかったんだろ?(´, _ `)ゝプッ


そんな事はどうでもいいのだ。
アジアの予戦ごときを一蹴できないチームがW杯本戦で勝てるのかと。
云わんや相手はグループ内ワーストの実力のチームであると。


正直去年のあのアジアカップを観て以降、予戦を敗退する気がしないわけで。しかもアジア枠4.5だし。
一番の不安材料は監督なのだけれど、この最終予戦の組み合わせを受けてジーコ代表監督が「6戦で勝点12〜13を目標に」と言う現実的な発言を聞いて、ああジーコも監督として成長しとるんだなと思った。就任当時だと絶対「6戦全勝!!」とか言ってたんだろうな。
8年前や12年前よりはよっぽど落ちついてるわ。
(ただ、今のままだと予戦は余裕で突破するも、本戦はジーコに監督の神が降臨でもしない限りグループリーグ敗退だろうなと思ってるけどもこれはまた別の話)


まぁ、5戦目のアウェイ北朝鮮戦で将軍様の御前でW杯行きを決めて奴らにホエヅラかかせられるように明日はきちんと勝って下さい。
「か」から始まるヤツのいないBS観ながら応援してます。